朝焼けもいいかもしれない

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Amazonでおすすめされた本をつい買ってしまう。人工知能にその本を選ばされているように感じて妙な敗北感がある。他人にお勧めされて本を買うのとなんら変わりはないのに不思議だ。こうして人間の趣味は人工知能によって誘導される…

 

記憶の中では初めて家でティーバッグの紅茶を飲んだ。なんだか旅行をしている気分になる。というのも自分は普段は温かい飲み物といえばコーヒーばかりだ。紅茶を飲む、しかもティーバッグで入れた紅茶を飲むのは旅行の時のホテルのアメニティでのみだ。ホテルで夕食を食べ終わり、食後の入浴も済ませた後だ。心地よいくらいに満腹で大きな風呂に入って体も暖まっている。時間は9時くらい。普段は見ないテレビをつけて1日を振り返ったりする。もし友達といたらこれからがお楽しみの時間だ。そんな時に紅茶を淹れることが多い。自分の中で紅茶は旅行の夜の最も楽しいひと時と結びついているらしい。

 

朝7時に起きて8時からスタバに行った。朝の時間を有効に使えるといい気分になる。課題を終わらせて本を読んだ。喜嶋先生を読んでもよかったけれど腰を据えて読書をしようと思ったのでショーペンハウアーの読書についてを読んだ。「読書とは他人をものを考えてもらうことである」という一節が頭に残った。何かの本でも同じようなことが書かれていた気がする。読書とは他人の思考をなぞるだけと言われればそれまでだなとも思う。

 

外山滋比古の本を読んだ。乱読のセレンディピティという本だ。面白いといえば面白いけれど説教くさいと思ってしまった。

 

最近千葉雅彦の本が気になる。勉強の哲学が面白そう。Twitterでたまに見かけるからまた見かけ騙しかと思ったけれどそういうわけでもないらしい。Twitterで知性を振り回している人間は大したこと言ってないことが多い。自分を賢そうに見えるように振る舞うのは実際賢くても品がないなと思う。

 

暇と退屈の倫理学を読み始めた。なかなか分厚いし倫理学というくらいだから重たそうだと思っていたけれど案外そんなことない。細切れに読むのには向かなさそうなのでどこかで時間を作って一気に読みたい。

 

旅の効用はいまいちだった。自分の理解が足りないだけかもしれない。

 

話を抽象化する力を鍛えたい。これは考える力とも繋がりがあるかもしれない。