ピザ

今月から一人暮らしの友達の家へ遊びに行った。9時集合な!とのことなので家を8時に出た。朝は寒かった。家を出た8時ごろはまだ日が昇ったばかりだった。朝陽を見れて少し得をした気分。頬を刺すような寒さの中歩いた。今日が土曜日だったことを思い出しドニチカ切符を買う。列車が来るのを待って地下鉄に乗り飯を開く。今日の本は川上未映子だ。そうしているうちに駅につく。乗り換えをし2駅乗って目的の駅だ。駅に着くと友達が迎えにきてくれていた。スウェットに薄手のジャンバーだったので「めちゃくちゃ寒そうなんだけど」「今走ってきたから寒くないよ」「よくこの雪の中走れたな」「体幹よ。体幹。」と話した。「朝ご飯何だった?」「今日寒すぎね」みたいな話をしていると着いた。靴を揃えてお邪魔しますと家に入る。予想通りのシンプルな部屋だった。美容室から譲ってもらったという1人がけのソファに座らせてもらった。「やっぱりいいね1人がけ…」「だろ」と話す。ぐだぐだ1時間くらい話した。バイトや家賃とかについて。そこで友達が1週間ほど前から通信制限だったことが発覚。「よくそれでストーリーあげられたな」「気合でなんとかなった」「wifiの契約は入居前に済ませとけよ」とやりとりをする。「今から契約なしに行けば?」となり早速近くの携帯ショップへ。外は吹雪だった。来た時は気持ちいいくらいに晴れていたのにすっかり外は真っ白。傘をさして深い雪をザクザク歩いた。ついた頃にはコートも雪で真っ白。ほとんど傘の意味がなかった。雪を払って店の中に入る。席に座ってコーヒーをもらう。冷えた身体に染みる。1時間くらいで契約を終えた。ついでに携帯のプランも見直してもらっていた。幾分か安くなっていてちゃっかりしてるなと思う。「昼ごはんなににする?」「クリスマスなんかした?」「なにもしてない」「ピザでパーティーしよう」となりお昼はピザ。持ち帰りで50%オフだ。ピザを買ってウキウキで帰宅した。帰り道で買ったコーラを開けて乾杯をする。久々のピザは美味しかった。特別な時に食べるイメージが強いから自分の中でピザはケーキと同じく幸福の象徴だ。それからしばらく喋って帰宅した。楽しい1日だった。